【バイアグラとは?】
1998年に米国で発売されて以来、バイアグラは世界中で処方され、信頼と実績を積み重ねてきた結果、その高い改善効果と安全性により、今では最もポピュラーなED治療薬として認識されています。その安全性の高さと症状改善効果から〝夢の新薬〟と呼ばれることもあるように、今では世界的に最もスタンダードなED治療薬として広く処方されているます。日本国内でも、翌年の1月に厚生省よりバイアグラの製造販売の認可が下りたため、同年3月23日より販売が開始され、今ではED治療の定番薬となっています。臨床試験は世界各国で行われており、患者の状態にもよりますが、概ね7~9割の方に効果がみられるとされているようです。現在、バイアグラは世界120カ国以上で承認され、3,000万人以上の男性が使用していると言われています。
バイアグラの登場により、ED患者に対する高い治療効果と勃起不全全般(精神的なものをはじめ、加齢・糖尿病・神経系の障害等によって生じていると思われるED)に効くことが実証された結果、現在のED治療は世界的に見てもバイアグラを使った治療法が主流になっているようです。日本国内では、バイアグラは市販薬としては売られておらず、医師の処方を必要とする医療用医薬品とされておりますが、最近ではインターネットの個人輸入代行業者を利用してバイアグラを入手される方が多くいらっしゃるのが実状です。
【バイアグラ効果作用の仕組み】
勃起とは陰茎海綿体の血液増加によっておこるペニス膨張のことです。通常、男性のペニスは性的興奮や刺激を受けると陰茎海綿体の平滑筋が弛緩するため、大量の血液がペニス内へと流れ込み勃起症状を起こします。ところが、ED患者のペニスは平滑筋の弛緩機能と深く関わっている物質(cGMP)が少ないcGMPを分解してしまう酵素(PDE-5)の分泌量が多いことが原因と考えられているため、勃起に必要な血液が陰茎に充満せず、その結果、勃起症状が見られなかったり、勃起してもすぐに萎えてしまう勃起障害が起こっていると考えられています。
バイアグラは、狭心症の治療薬として開発が進められていましたが、薬を服用した患者の一部に予期せぬ副作用である勃起の症状が見られたため、ED治療薬としての研究開発に切り替えられた…といった経緯があります。その後、バイアグラの有効成分である〝シルデナフィル〟には、陰茎海綿体に存在する酵素(PDE5)を阻害し、平滑筋の弛緩機能が低下しないよう働きかける作用があることが判明しました。
このように、ED治療薬としてのバイアグラは偶然の産物として生まれた新薬ですが、医学的に正常な勃起を促すメカニズムが証明されたバイアグラは、今まで行われていた既存のED治療とは異なり、加齢・生活習慣病・神経系の障害等によって生じているを思われるEDなど幅広いED患者に効果が得られるとして期待されています。
よく間違える方がいらっしゃいますが、バイアグラに含まれる有効成分が直接ペニスの勃起を促しているわけではありません。つまり性的刺激を受けることではじめて効果が現れます。性的興奮がなければ勃起しませんので、服用後の効果発現でペニスが勃起しっぱなしというわけではありません。あくまで勃起を補助するお薬とお考えください。
バイアグラ服用者のED改善率に関する詳細なデータはネット上ではあまり公表されていませんが、ある文献データによると、10日間の投与で約5割、3ヶ月間の投与で約6~7割の患者に対してEDの改善効果が見られたといった報告があります。
【バイアグラ服用注意事項】
バイアグラは服用してから30分~1時間後に効果が出始め、4時間程度作用するといわれています。
バイアグラは出来るだけ空腹時に服用し、満腹状態での服用は厳禁です。食後、バイアグラを直ぐに服用すると、胃中にある食べ物とバイアグラが混ざってしまい、薬の吸収が遅れ、効果発現時間がかかったり、薬そのものの効果が低下すると考えられています。そのため、できれば食後1時間以上経過した後に服用した方が良い効果が得られるようです。アルコールに関しては、ムードを高めるためにも適量は必要ですが、バイアグラ服用後は、アルコール分によって薬の効果が弱まるといった報告もあるようです。また、心身ともに疲れきっている状態の時にバイアグラを服用した場合も、薬の効果が出にくいと言われています。
【バイアグラの副作用の症状】
健康な成人男性が医師の処方の下、服用する分には、バイアグラによって起こりうる副作用は少ない、あるいは症状が現れても軽いと言われていますが、それでも100%副作用が現れない!と断言することはできません。
・頭痛(バイアグラ服用者全体の概ね1割程度)
・顔のほてり(バイアグラ服用者全体の概ね1割程度)
・眩暈
・鼻詰まり
・動悸
・胸やけ
・顔面紅潮
・胃不快 など
バイアグラを服用したことによって起こりうる副作用で、比較的多いとされている症状が〝顔のほてり〟や〝頭痛〟だといわれています。これらの2症状は、バイアグラの主成分である「クエン酸シルデナフィル」による血管拡張作用によるものだと考えられていますが、数時間で長くても2~3時間も経てば次第に治まるケースが多いようなので、必要以上に心配することはないようです。〝顔のほてり〟等は効果出現の合図だと考える方が多くいらっしゃいます。
【バイアグラの個人輸入代行】
バイアグラのような性機能障害向けの治療薬は、どうしても恥ずかしさの方が優先してしまうため、個人輸入代行業者を介して、こっそりとインターネット上で購入されている方も多いようですが、海外で販売されている未承認医薬品を個人輸入される場合、その行為自体は違法ではないものの、すべて自己責任となってしまうので、じっくりと検討するようにして下さい。
日本国内ではバイアグラは医療用医薬品として販売されているため、原則、医師の処方を必要とします。そのため、治療薬には興味あるけど病院にいくのはちょっとと抵抗を感じ治療を躊躇されている方は多いようです。しかし、近年はインターネットの普及により、医師の処方を必要とする治療薬も、ネット上から簡単に購入できる流通経路が整っており、「健康クリニック」のような個人輸入代行業者を介して海外で販売されているバイアグラを入手されている方も増えているようです。
なぜ、このような行為が可能かというと、海外の医薬品や化粧品を営業目的で輸入する場合は、薬事法の規定によって厚生労働大臣の許可を必要としますが、個人で使用することを目的とした国内への持込に対しては、この許可が免除されているからです。バイアグラは健全な成人男性であれば薬による副作用は少ないと言われていますが、海外で販売されている未承認薬を個人輸入された場合、服用したことによる副作用をはじめ、自己責任となってくるので、個人輸入を検討している方は、信頼おける個人輸入代行業者を探し、その点を肝に銘じておきましょう。
「健康クリニック」の個人輸入代行では、名高いジェネリック及びブランド処方薬を提供しています。品質において厳しく監査しており、高い品質のジェネリック製薬だけをお届けしています。尚、合衆国においてライセンスを取得した信頼のおける内科医を抱え、簡単な注文システムを備えており、処方箋を入手するのに、一切不要な手間を省いています。ぜひ一度ご利用くださいませ。
【バイアグラのジェネリック】
日本国内で販売が認められているバイアグラをはじめ、世界60カ国以上で処方されているバイアグラとは、いずれもファイザー社が製造・販売している経口薬のことを指しています。ところが、インターネット上にはバイアグラのジェネリックも存在しております。
ジェネリックとは、簡単に説明すると、成分や効果がほぼ同じでありながら、この場合はファイザー社製のバイアグラと名前だけが異なる医薬品のことです。そのため、バイアグラのジェネリックには、バイアグラと同じ「クエン酸シルデナフィル」が含まれているため、ED治療に効果があるとされています。
純正品は長い年月と莫大なコストをかけ開発されるため、その部分が薬の価格に上乗せされますが、ジェネリックは純正品を参考に薬を開発できるため、その分、コストを押さえることができるため、後発品であるジェネリックは正規版よりも安価で購入することができる。品名は異なるが成分が同じなので、正規版と同等の効果が期待できます。近年では、「ジェネグラ」など新しいシートタイプのバイアグラのジェネリックも開発され、錠剤のバイアグラに比べ有効成分の吸収率を高めたものもあり、純正品より進化したジェネリックも発売されております。
本来、新薬には20~25年程特許制度があり、他社はその特許が切れるまで、純正品の製造方法を真似した類似品を販売することはできません。ということは、本来であればバイアグラのジェネリック薬は存在しないことになりますが、ヨーロッパの一部の国やインドでは国の法律として医薬品の特許を認めていません。つまり、ジェネリックに関する国際条約に準拠していないということです。そのため、特許期間が切れる前からバイアグラと同じ成分(クエン酸シルデナフィル)を含んだとされるジェネリック薬が、純正品より低価格で製造・販売されているというわけです。
EDの初診あ、まず問診から始められます。診察の心構えとして、パートナーとの同伴が最も望ましいスタイルです。EDは男性の病気ですが、同じ重さで支障をきたすのは性行為の相手、つまりパートナーであることも忘れてはいけません。こうした観点から、EDは男性とそのパートナーの二人がダブルで抱えてしまう病気といえるでしょう。ですから、EDの診察は一人よりパートナーと共に臨んだほうが、改善の道が早く開かれることになります。
気を楽にして診察室に入りましょう。病院の窓口は泌尿器科(病院によっては心療内科など)になりますが、特に「日本性機能学会」の会員医師が担当医、つまりEDの専門医になりますと、問診票が配布され、記入するか、あるいは口頭で回答することになります。病院や担当医によっては、問診の漏れがないように詳細な問診票もあります。
診察室で医師と向き合い、EDの問診は当然、個人の性機能について話すことになります。多くの外来患者は羞恥心のためにウソをついたり、真実をゆがめて話したりまたは隠してしまうことも少なくありません。心情は理解できますが、初診の段階で担当医に誤った情報を伝えることは、その後の診察や治療の選択に支障をきたすことになります。EDは病気です。しかし治療可能な病気です。問診では羞恥心を捨てて、問診に対して性格に話すことが大切です。
【Aさん(28歳)】
中学生の13歳時に、Aさんはマスターベーションを始めました。当時からペニスが曲がっていることに気がついていましたが、マスターベーションは可能で射精もできることからさほど気にもならなかったようです。
18歳になって初めて彼女(パートナー)ができ、性行為に及んだところ、マスターベーション時と同様に勃起し、挿入に十分な硬さになりました。しかし、挿入の段階で失敗します。まだ独身で18歳という若さだけに、大いに悲観しました。専門医に恐る恐る診察を受けたところ、陰茎は問題なしといわれ、性行為の失敗は、おそらく心因性が原因ではないかと診断されたようです。
Aさんは安心しましたが、でもその後、パートナーとはやはり性行為がうまくいかず、やがて別れてしまいます。さらに、何人かパートナーが代わりましたが、結果は同じ、いずれも屈辱的な性行為の失敗が大きな主因となってパートナーと別れてしまいます。こうして、何人かの彼女と別れてしまうという苦い経験を持ちました。ただし、金銭を介した性行為に手慣れた性風俗の女性を相手にしますと、特に女性上位の性行為スタイルで満足をすることができていたようです。
ほどなくして結婚適齢期を迎えたAさんは、再び別な病院で診察を受けることにしました。診察で勃起機能検査を受けたところ、下方に30度ほど弯曲していることが明らかになります。弯曲が15度ぐらいでも、性交時にパートナーが痛がることがあり、また挿入しにくく、途中で抜けやすくなります。Aさんは手術を受けることにしました。手術を受けてEDは解消されました。
【夫Aさん(52歳):妻B子さん(45歳)】
Aさんは十年ほど前から糖尿病と高血圧という二つの持病を持ち、これらの病気に対して、薬剤の服用など専門医の治療を受けていました。なお、妻のB子さんは、まだ閉経していません。
Aさん夫婦の性行為に黄色信号が点滅したのは最初の頃、勃起はするものの、途中で陰茎が萎えてくるという症状でした。つまり、中折れという状態がしばしば起こるようになったことです。そのうち、性欲は十分にあるけれど、やがて勃起もしなくなり、当然、挿入が不可能になりました。硬さが不十分というわけです。
病院を訪ねて診察を受けたところ、持病の高血圧は薬でコントロールされて問題はありませんでしたが、糖尿病による神経障害がありました。いわゆる糖尿病の合併症による勃起障害です。診断の結果、EDの治療薬としてバイアグラを使用するかどうかということになりました。
幸い、AさんはEDの治療を受ける3ヶ月前、健康診断を受けており、心電図は正常。血圧も150/85で、若干高いが、そう問題はない。それに、心臓の薬は服用していないということです。また、糖尿病の主治医による眼底検査で出血もしていない。Aさんの健康状態からみて、バイアグラが使えると判断されました。
バイアグラを月に4回試みたところ勃起し、射精までできたということです。ただし、4回のうち1回だけ効果がありませんでした。原因は、食べ過ぎとアルコールの飲みすぎ、食事でも特に油物の料理を多く摂取すると、バイアグラの効果が薄れてしまうからです。
その後、Aさんは食事の内容、アルコールの飲料に気をつけバイアグラを服用したところ、毎回、効果がありました。奥さんのB子さんからも、「満足している」というアンケートによる回答がありました。
EDの特例として、陰茎(ペニス)の弯曲について述べておきます。
陰茎が左右、上下に曲がっている人がいます。実は誰でも多少は曲がっているのですが、若い人に多いのが先天性陰茎弯曲症、中高年では、これは欧米に多いのですが、陰茎硬化症(ペロニー病)があります。
まずは先天性陰茎弯曲症ですが、同症は生まれつきで、曲がり方が強いケースでは下方に90度という症例もあります。こうなると、勃起して硬さが十分になっても、肝心の挿入ができません。つまり、性行為ができなくなります。また、陰茎が弯曲していると挿入するのが難しかったり、たとえ挿入してもパートナーが痛みを覚えたり、抜けやすくなります。
中高年に多い陰茎硬化症は、はっきりとした原因は不明ですが、性交時の小さな外傷や、手術など何らかの外傷が原因で陰茎(海綿体白膜)に線維性硬結が形成されるものです。分かりやすくいえば、瘢痕(しこり)みたいなもので、その部分が曲がってしまうのです。非勃起時には分かりませんが、勃起すると明らかになります。これが下方に弯曲していた場合、性行為が男性上位だと、陰茎が十分な硬さになっても挿入がしづらくなります。
ストレスなどが原因による心因性EDに対して、器質性のEDとは、身体的な障害が原因となって起こるEDです。
器質性のEDで、一般的にもよく知られているのは糖尿病です。年々増加の傾向にある糖尿病は、推定で3~6割もの患者がEDを合併するといわれ、器質性の原因によるEDのなかで糖尿病が占める割合はきわめて大きいようです。そのほか、器質性の原因による主なEDには動脈硬化、高血圧、高脂血症、うつ病、肝機能障害、腎機能障害によるもの、また薬物の副作用によるEDがあります。
1994年、米国の「マサチューセッツ・メイル・エイジング・スタディ」が、40歳から70歳までの男性を対象にした調査で、
心臓患者・・・39%
糖尿病患者・・・28%
高血圧患者・・・15%
がEDを合併しているといい、特に心臓病患者の約65%がEDに悩んでいるという調査結果を発表しています。このような病気以外に、薬剤によるEDについて述べると。
薬剤の副作用によってEDが生じる背景は複雑ですが、例えば、50歳代から右肩上がりに多くなる前立腺肥大症などの治療薬は、男性ホルモンを下げてしまいます。また、胃薬などに含まれるドグマチールは、血中のプロラクチンを高くしてしまいます。これらは性欲や勃起を抑えてしまう作用があるのです。こうした薬を挙げればきりがありませんが、血圧を下げる降圧剤なども性欲を減退させるものです。
心因性EDのなかで、まれに特殊な性癖などが原因でEDになっている人も少なくありません。代表的な例ではホモセクシャルです。同性愛者で、女性に性欲を感じない人もいます。性欲を感じない人には、いくら刺激を与えても興奮は生じません。また、性交回数に関する意見の相違。性行為の回数には、もちろん個人差があります。これは性教育上の問題ですが、例えば性交回数の誤った情報から、自分やパートナーが異常な性交回数と思い込んでいるケースがあります。極端な例では、パートナーが毎日のように性行為を求め、男性が日によって勃起しないとEDを疑ってしまうようなケースです。
そのほか、異常性体験の嗜好で、スタンダードな性行為では勃起しないというケースがあります。いろんな嗜好でも、パートナーが協力すれば問題はありません。ところが、嗜好が合わなくてパートナーが拒否した場合、EDになるケースがあります。また、まれに成人になってもマスターベーションの経験がないといった性的な知識不足。ほかに失恋の衝撃、幼年時代の精神的外傷体験なども、EDの潜在的要因になっているケースもあります。
心因性が原因とされるEDは、基本的には身体に異常が認められず、ストレスなどに代表される原因がEDを誘発することです。つまり、健康体で、どこも身体が悪くないのに、精神的な要因でEDになってしまうという障害です。
具体的には家庭に不幸が起きたり、あるいは子どもの教育問題に関する悩み、または家計が苦しいといった経済問題、そのほかITに代表される技術革新の波、リストラや勤務先の倒産などに伴う仕事上のトラブル。まれな例では、交通事故や泥棒との遭遇などによる恐怖心や不安に、激しく動揺したときなどもそうです。また、成田離婚などといわれる、新婚夫婦の性的な失敗(緊張過剰)、妊娠恐怖、性病恐怖、短小コンプレックスなどによって起こるEDも、心因性の範疇です。こうしたさまざまなストレスが誘因となって、EDを呼び起こします。これが30代、40代に多いといわれる心因性勃起障害です。
それでは、こうしたストレスがどうしてEDを起こしてしまうのでしょうか。勃起を促すためには、基本的に性的な刺激が必要です。大脳を興奮させるためには、その刺激が必要になります。刺激とは、空想のイメージ、視覚、聴覚、臭覚、あるいは陰茎の直接刺激などです。
このような刺激が大脳を興奮させ勃起を促すわけですが、ストレスがあると、いくら刺激を与えても、勃起を促す大脳中枢神経、自律神経、内分泌系などに悪影響を及ぼし、勃起のメカニズムがうまく作用しなくなります。これが心因性EDの要因です。説明を変えれば、ストレスが邪魔をして、大脳が興奮しづらくなるのが心因性EDと覚えてください。付け加えて、子どもと一緒に布団を並べるなど、狭い住宅環境の問題なども、性的な興奮を抑えてしまう要因になります。
それまで、ほぼ順調にいっていた性生活が、個人差もありますが、40代あたりから少し陰りが見えてきます。勃起しなかったり、あるいは勃起をしても途中で萎えてしまったとき、少なからずショックを受けるものです。真っ先に、「私も年かな」という感想をもたれるでしょう。
加齢は、確かにEDを併発する大きな危険因子の一つです。しかし、EDは、加齢、つまり老化現象そのものを意味するものではありません。これから述べていきますが、正しくはほかの危険因子が加齢とともに増加すると思ってください。
では、EDの原因とされる危険因子とは何でしょうか。実際に専門医が厳密に診断した場合、次のように分けることができます。「心因性」、「血管障害性」、「神経障害性」、「血管神経性」、「陰茎性」、「内分泌性」。
ですが、一般的には、大きく「心因性」と「器質性(身体に原因がある)」または、両者が絡み合った混合型に分けることができます。心因性とは、単純にストレスのこと。器質性とは、糖尿病、肥満、骨盤内の手術、高血圧症、心臓病、高脂血症、内分泌障害(ホルモン障害)、薬物(降圧剤やうつ病治療薬などの副作用)または、陰茎(ペニス)湾曲障害などの変形などです。
EDには、このようにさまざまな原因がありますが、有病率からすると、30代、40代ではむしろ心因性が多く、50代を過ぎると器質性が増えるようです。